明治の開港以来、いつも先とりの精神に満ちあふれた港町・神戸。
 オシャレでファッショナブルでモダンな「元町」。

 当店は、東に「南京町」、西に「ハーバーランド」、北の六甲山の麓に「異人館の北野町」、 
 南は「神戸港」があり「ポートタワー」はすぐ近くというローケーションにあります。
  神戸っ子にとっては、フランスパンとかケーキとかチョコレートが美味しいのは当たり前のことで、おしゃれた有名な店は、至る所にあります。
 また海外との貿易が盛んなため、明治の頃から外国人の居住者も多く、有名な「旧居留地」は当店の東側にあり、北野町の「風見鶏の館」や「うろこの館」は、テレビ等で 見られたことがあると思います。  

 周りの異国情緒な環境の中で育ったため、食べ物やファッションに対しては厳しい目が光り、 それぞれのはっきりした好みを持っているのが「神戸」の良い所だと思います。  特にワインに関しては、近くにワイン文化を持った「異邦人」の方が存在して、そうゆう方が出入りするレストランが沢山在りますので、ワインに対しては、単なる銘柄や価格でセレクトするのでなく品質に関して「こだわり」を持っていて、よっぽどいいワインを品揃えしなければ、 神戸では「ワインショップ」として生きていけません。

 たとえば、 うちの近くにあるパン屋さんのご主人はフランス人で奥さんは元吉本興業のタレントで、娘さんはテレビによく出てくる女優さんですが、そのご主人が当店でお買い求めて頂いているワインなんかフランスのローヌのVDPですが、 『シャトーヌフ・ド・ハフ』に一石を投じたドメーヌでなかなか日本でも手に入りにくいワインですが、本場パリでもこのワインがあるだけでも「ワインショップ」として有名になれるワインです。  

 こういったワインしか通用しないのが、 「神戸」って町なんです。

 私が地球の裏側まで行って造り手の顔を見ながらティスティングを重ねて選んだワイン

 それは、「Vin de Passion]つまり「情熱のワイン」

 いいワインを造りたい!いいワインを世界中の方の飲んで貰いたい! という醸造家の思い  価格に対していいワインを飲みたい!そのワインの文化を知りたい という消費者の思い  その間を取り持ち、「黄金のトライアングル」の要になりたい、 また成らなければならない という私の天命にも似た思い!

 それが「神戸和飲物語」です。  ご興味があられる方は、ぜひ私の世界を覗いてください。  

 和飲(わいん)は、果実酒のワインだけでなく、  日本酒・焼酎・ウイスキーを含み、  単なる致酔飲料でなく、人と人との間を取り持つ効用があります。

   和飲(わいん)は、<文化><ファッション><スティタス>です。
 
 銘柄や価格でなく、自分の感性で選んだ和飲こそベスト!! 

 和飲(わいん)は、聖徳太子ではありませんが、和を持って尊すで、
  私の名前から採ったのではないつもりですが、私の造語です。