■ 二階堂焼酎の秘密 ■
昭和48年現当主で杜氏でもあった二階堂 暹(六代目)が、今迄の麹(こうじ)は米で作るものとの常識を破り米も穀物、麦も穀物、米で出来る麹が麦で出来ないはずはないと、「麦麹」の製法に没頭しました。麦が健康食品として注目されてからは麦だけの焼酎の開発に専念。そして昭和48年、むぎ100%の本格焼酎第一号が発売されました。
米麹ではなく、麦麹を使った大分麦の焼酎の先駆けで、今までの焼酎とはまったく違う麦の香りが残ります。
二階堂むぎ焼酎は、原料麦100%で選び抜かれた麦と
自然水を使用し、減圧蒸留機で製成されたもので、
芳酵な香りとまろやかな舌ざわりの優れた麦焼酎です。
「吉四六さん」と云えば大分の人ならユーモアと奇行を持って知られた、あの奇人と誰でも知っている。幼かった頃、お爺さん、お婆さんから聞かされる話と云えば、必ずこの吉四六さんでした。正しくは広田吉右衛門であるがこれが訛って「きっちょむ」となり、さらに「吉四六」と当て字の愛称で呼ばれる様になった。寛永十五年に大分県野津町に生まれ、奇言、奇行一生を送り八十八歳の天寿を全うして正徳五年十二月二十七日逝ったが、その間に残された機知、頓才の小話が大分県人の心に今なお郷愁にも似たものをあたえている、それが県民オペラ「吉四六昇天」となり映画にもなっている、その代表的民話の主人公の名前を「大分むぎ焼酎二階堂吉四六」に冠した次第である。
大分県の代表的民話の主人公の名前を冠し、大分県産麦焼酎を象徴する。
二階堂むぎ焼酎を基本とし、比較的永く貯蔵し、じっくりと熟成させ特に香りを重視し仕上げられた最高級品です。