米と米麹から造られるこのお酒は大吟醸でも蔵の威信と蔵人たちの精根の限りを尽くして醸されます。特に杜氏の技を厳しく問われ、極上の一品を醸すのに不眠不休の日が続くとも言われます。
その香味は上質のものだけが持つ馥郁としたあふれるような米の旨みが伝わります。 限りなく最高のものを追い求めていく蔵の熱い思いを託し命名した極上の一品です。
■ 都美人「無限大」純米大吟醸 1800ml 10,500円 ■
都美人酒造(株) 兵庫県南あわじ市榎列西川247
◎槽掛け天秤搾り (ふながけてんびんしぼり)
醪を丁寧に酒袋に7〜8リットルを詰めていきます。整然と並べられた酒袋の上に盤木を重ね、天秤棒で少しずつ加圧をしながら酒を搾る方法です。
天秤棒の一方を柱の穴に差し込み、もう一方に石を吊るして、てこの原理で木製の酒槽(さかぶね)に並べられた酒袋に圧力をかけて搾ります。
今までの倍の時間を要しますが、搾られる酒は純粋な酒の香味を引き出し、芳醇な酒質を生みます。
都美人では、全国に数件といわれる、この昔ながらの天秤搾りを復活いたしました。
悲しいほど手間暇がかかりますが 100年も昔のやり方が蔵の思いをお伝えします。
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私ごとですが、私の両親の出身地は、どちらも淡路島なんです。
昔は島内に幾つも酒蔵があったんですが今は2軒しかなく、一軒はこの蔵の都美人さんで、もう一軒は、母親の生まれた仮屋にある「千年一」さんです。
母の生家は、「千年一」の蔵の迎えにあって、子供の時に蔵の人から蒸し米のひねり餅をよく貰って食べたそうです。私は子供の時に、店が忙しい夏休みによく淡路に行かされたのですが、夏でお酒を造っていない時でしたので、そうゆう経験はありませんでした。
年齢制限: ●二十歳未満の方は酒類は、注文できません。悪しからず、ご了承ください。