スラ リースリング 白・辛口 [SULA Riesling]

スラ リースリング 白・辛口 [SULA Riesling]
在庫数 在庫なし
          インドの高級ホテルの切実な要望で誕生
        2009年物が、パーカー・ポイント88点を獲得した
              コスパ抜群の辛口・白ワイン

12月から2月にかけて昼夜の温度が大きいため,ブドウがよく成熟し,ワインに素晴らしい酸がもたらされる。ブドウの糖分が約20ブリックス(=ドイツのモーゼル・ワインのアウスレーゼの規定糖度に合致する数値)になった時を見計らい,手で収穫する。繊細なアロマを抽出するために,また,フェノールを抽出しすぎないように,除梗せずに房ごと優しく圧搾。その後,果汁を6度に冷やし(スキン・コンタクトは行わない),ステンレス・タンクで15-20日間発酵(マロラクティック発酵は行わない)。引き続きステンレス・タンクで熟成させ,ブレンドの後,たんぱく質を除去するために最小限の清澄を行い,軽いろ過の後,瓶詰め。

ワインはバランスが良く,ほのかに甘いスパイスや,成熟した青いタンニンが感じられる。 スパイスの効いたマイルドでアロマティックなインド料理に相応しい。

*リースリング誕生までの経緯
インドの5つ星ホテル,JWマリオット・ホテルやインターコンチネンタル・ホテルからの「ハイ・クオリティ,かつお手頃価格のインド産リースリングを・・・」という切実な要望で生産が決定した。彼らの求めるものとは,インド料理と一緒に紹介できるアロマティックで繊細な白ワインだった。そこで,リースリングのエキスパート,ステュアート・ビゴット(*)がワイナリーを訪れ,一部の区画において昼夜の温度差が大きいことを利用して,リースリングを植樹することを提案し,リースリングの醸造が始まった。ファースト・ヴィンテージの醸造は180ケースのみ。また,スラの醸造家であるアジョイ・ショー Ajoy Shawは試行錯誤の結果,オフ・ドライでアルコール度数が10%というスタイルを生み出し,インドにおけるリースリング・ワインの普及を可能にした。

*ステュアート・ビゴット:
イギリスのワイン・ジャーナリスト。1993年以降,妻とともにベルリンに移住,主にドイツ・ワインに焦点を当てた著作活動を行っている。1984年,ワインに関連する最初の記事が『デキャンター』に掲載。

*スラのリースリングは,下記のホテルやレストランでサーヴィスされている:
 ・JWマリオットとインターコンチネンタル・ホテル(5つ星)内のレストラン
 ・カイバル:ムンバイにある有名なインド料理レストラン
 ・スパゲッティ・キッチン:全国チェーンの高級イタリアン・レストラン
 ・メインランド・チャイナ:全国チェーンの高級オリエンタル・レストラン

『ワイン・アドヴォケイト 2010年1月号』に掲載のコメント  88/100点(評価:2000VT)
このワインが醸されるようになってから,まだ2年である。生産量は600ケース。クラシックなリースリングで,スイカズラやグレープフルーツ,ライムのジュースの可憐なアロマを持つ。口中はミディアム・ボディで,新鮮な酸やピュアな柑橘類を思わせる見事な凝縮感がある。余韻は長い。リースリングのポテンシャルを思い起こさせるこの上なく美味しいワイン。  

商品詳細

年齢制限 二十歳未満の方には販売できません

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